夏至の夜を灯す、廃油キャンドルをつくろう【東京ミッドタウン八重洲】

廃食油をアップサイクルしてエコキャンドルをつくる環境ワークショップ。今回は初の東京出展!

6月の環境月間に合わせて、東京ミッドタウンを訪れた子どもたちと一緒に資源を大切にするリサイクルについて学びましたので、そのようすをお届けします^^

東京初出展となる今回の会場は、まさに東京のど真ん中の東京ミッドタウン八重洲!

駅直結で、ショッピング・グルメはもちろん、会社のオフィスにバスターミナルやホテル、そしてなんと小学校や発電所まで入っているそうなんです!!

便利な立地で都内はもちろん少し遠方から足を運んでくださった方も含め、なんと2日間で計200名を越えるお子さまが参加してくれました^^

本題のキャンドルづくりのワークショップ、今回は実際に東京ミッドタウン八重洲内の飲食店から排出された廃食油をアップサイクルしキャンドルづくりを行いました♪

もちろん実際に調理に使われたあとの廃食油なので、油からはからあげや白身フライなどの良い匂いが…「おいしそうな匂いがする!」「おなかすいた!」など、匂いも含めてリサイクルを楽しんでくれていたのがとても印象的でした^^

色付けに使用しているのは、コニカミノルタ株式会社さまからご提供いただいている未活用トナー。複合機で使用されるトナーの製造過程で発生する未活用素材で、シアン・イエロー・マゼンタの三原色の組み合わせでキャンドルの色がどのように変化するか、減法混色の原理も学ぶことができます。

好きな色のキャンドルにするにはどうしたら良いか考えながら、慎重に色を混ぜているようすがとてもかわいい^^

さらに、キャンドルが固まるまでの間は、株式会社クラダシさまの「おいちいおえかき」や、東京ミッドタウン八重洲さまの環境への取り組みを一緒に勉強しました!

フードロスの削減をはじめソーシャルグッドな活動に取り組まれている株式会社クラダシさまの「おいちいプロジェクト」。SNSに「#おいちいプロジェクト」とタグをつけて投稿することで、1投稿あたり10円が環境保全に取り組む日本自然保護協会へ寄付されるそうです。

いま当たり前にある食べ物や子どもたちの「おいちい」を未来もずっと守っていくために、私たちにできることはなにか。子どもたちが笑顔ですきな食べ物について教えてくれたり、紙いっぱいに描くすがたをみて改めて考えさせられました。

実は東京ミッドタウン八重洲は、オフィスビルとして国内最大級のゼロ・エネルギー・ビルディングとして認定を受けているそう!建物全体で消費するエネルギーをゼロにすることを目標に、LED電球や人感センサーの設置による省エネ、太陽光パネル設置による創エネなどまさしくゼロエネルギーな取り組みがなされています。

今回のイベントでは、子どもたちの「おいちい」の一端を担う油のリサイクルから、それらをつくりだすためのエネルギーのお話まで、盛りだくさんの環境学習に^^

「楽しい」だけじゃなく、ちょっとだけ一緒に地球や未来のことも考えてみるうちに、キャンドルが固まり完成!

6月は環境月間。夏至の夜は、キャンドルに火を灯し、スローな夜を。

イベントのテーマの通り、少しでもみなさんにとって環境を考え、行動するきっかけになれば嬉しいです^^

■SPECIAL THANKS

・株式会社クラダシ様 https://www.kuradashi.jp/

・東京ミッドタウン八重洲様 https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/

・コニカミノルタ株式会社様 https://www.konicaminolta.com/jp-ja/index.html