※浜田化学が月に1度ゲスト出演する環境番組『正木明の地球にいいこと』(ラジオ関西)2023年3月13日放送回
今回は浜田化学営業部長の桑村安浩がゲスト出演し、「廃食油だけではない廃棄物やSDGsへの事業」についてお届けしました。
目次
「廃棄物コンシェルジュ」とは、スーパーや飲食店において、あらゆる種類の廃棄物を出す際に各専門業者を紹介する“ワンストップサービス”。
一般家庭の場合は、決められた場所にごみを出しておけば行政サービスとして業者が取りに来てくれる一方で、スーパーやお店の場合は、廃棄物処理法にのっとり排出者自らが業者を選定し契約内容・値段交渉を行わなければ、ごみを出すことができません。
しかし多忙な店舗経営において、廃棄物の管理はとても大きな負担のひとつ。それらを、店舗担当者に代わって私たちごみのプロが業者選定やトラブル対応、事務処理まで対応するのが、廃棄物コンシェルジュの仕事です。
廃棄物コンシェルジュが生まれたきっかけについて、桑村部長に聞いてみました。
「開業・新店オープンにあたっては設備会社や仕入れ先など、多くの取引先と話をしなければならない。準備だけでも相当忙しい……ということを聞いています。まだ出ぬごみについて考えるところまで手が回らないというオーナー様の悩みに応えたく『廃棄物コンシェルジュ』は生まれました」
廃食油以外にも幅広く発生するごみの数々。なかには特殊な対応が必要なものもあり、想像以上に手間がかかる廃棄物管理を代行しながら、マニフェストの発行などコンプライアンス面もフォローします。
廃棄物処理の相談を受けている中で、近年多いのがSDGs関連の相談。
「なにかやらないといけないけど、何をしたらいいのか分からない」「飲食店にSDGsは関係あるの?」「手間もコストもかかるから余裕がない」そんな声を多くお聞きします。
しかし、実は適切な廃棄物処理も、SDGsに繋がります。私たちが本業とする廃油回収リサイクルは、SDGsの
●ゴール12 つくる責任、つかう責任
にあてはめることができます。これを、たとえばバイオ燃料にリサイクルしたとすると、ゴール7(エネルギーをみんなにそしてクリーンに)やゴール13(気候変動に具体的な対策を)に、生分解性プラスチックにリサイクルするとゴール14(海の豊かさを守ろう)に…など、実は意外に小さな行動の先にSDGsへの繋がりがあった、なんてことがあります。なんとなくハードルが高く感じられやすいSDGsですが、まずは知って、小さな選択からはじめてみるきっかけにもなれるようなお手伝いができればと思います^^
リサイクルの優等生である廃食油のリサイクル用途は、年々増え続けています。
皆様の生活にも身近なハンドソープから、今度は飛行機の燃料やプラスチックになったりと、幅広く循環。
廃食油以外にも、いろんな企業様と話しているなかで、ごみには本当に多くの可能性が秘められています。ごみ=資源という考えが、もっと広く一般に認知され、リサイクルという選択が増えるきっかけになれば嬉しいです。
■ラジトピ(ラジオ関西)記事はこちら https://jocr.jp/raditopi/2023/06/14/504753/