先日、東京で開催された「国際バイオマス展」に、私たちも参加してきました!
年に数回しか訪れることのない東京、せっかくなので展示会以外にもいろんなお客様のところにお伺いしてきたので、今回は東京出張編!
廃食油が出てくる現場から、リサイクルされて実際に私たちの生活に届くまで、幅広く取材してきました^^
目次
2024年2月28日(水)~3月1日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された「第9回国際バイオマス展」。
2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けて、世界中からバイオマスに関する最新技術や情報が集まります。
※バイオマスとは…植物由来の資源(間伐材や家畜の排せつ物、廃食油、トウモロコシ、生ごみなど)で、燃料などに活用することでカーボンニュートラルに貢献することができます。
私たち浜田化学が普段回収リサイクルしている廃食油も、再生可能なバイオマス資源。捨てずにリサイクルすることで、バイオディーゼル燃料や舶用燃料、ハンドソープや飼料原料など幅広く生まれ変わります。
今回は、所属している日本有機資源協会にて一部ブースを出展しました。
昨年も参加させていただきましたが、今年も国内外問わず様々な人がブースを訪れてくださり、改めて廃食油の注目度の高まりを感じました。
実はまだまだ、「廃食油を回収してもらっているけどどうなっているか分からない」という声も聞くのですが、海外の方も話を聞きに来てくださるほど注目されている大切な資源。
最終日には、「廃食油を活用したサステナブルエネルギーの現状」というテーマで代表の岡野によるセミナーも行い、たくさんの方々にご参加いただきました。
まだまだ拡がりを見せるバイオマスエネルギー。展示会では、「え、こんなのもエネルギーに?!」と驚くようなものも数多く出展されていました!
2050年カーボンニュートラル社会、実現に向けてまだまだたくさん面白い技術が出てくると思います!
バイオマス展のあとに訪れたのは、銀座にある無印良品銀座。
こちらでは、私たちが淡路島で育てている白いちご淡雪を販売していただいています!
よく「なんで廃油リサイクルの会社が白いちごを育てているの?」という声をいただくのですが、実は廃食油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料の利用や油かすなどの残渣の堆肥化など、低炭素型農業をキーワードに様々な挑戦をしています。
美味しさだけでなく、環境への配慮にもこだわって大切に育てられてきた淡雪。
私たちも定植準備などの段階から現場で農業を体験してきたので、こうして実際にお店に並んでいる様子や手に取っていただける様子など、エンドユーザーに届く場面を見られたことはとても嬉しいことでした^^
銀座というだけあって、海外のお客様も多く、「珍しくて見た目がかわいい」と初めて手にとってくださる方もいらっしゃって嬉しかったです♪
本当に、自信をもっておすすめできる美味しさとかわいさなので、銀座に訪れる際はぜひ!!
さて、せっかくなので、東京でもいつも廃食油回収でお世話になっている飲食店を訪れることに!
まずは豊洲にある「ビストロ石川亭豊洲店」さん^^
「豊洲でワインを上質空間でリーズナブルに。」お店にはソムリエ資格を持つ方がおり、厳選されたワインをお手頃価格で楽しむことができます!
私たちはランチで訪れましたが、ランチはカジュアルなコースになっていて前菜と主菜は好きなメニューから選べるのが嬉しい^^
続いて、御茶ノ水にある「ワイン酒場ひだまり」さん。
こちらも美味しいワインとそれに合うお料理をリーズナブルに楽しめる素敵なお店。
お料理やお酒ももちろん、店主の方の人柄も素敵で、常連の方も多く地域に愛されているんだなと感じられるお店でした^^
今回の出張では2件しかお伺いできませんでしたが、どちらもとても快く対応してくださり、本当に美味しいお料理をいただけたので、ぜひ皆様も東京にお越しの際は訪れてみてください^^
美味しいごはんを食べたあとの廃食油が、次は資源になってまたどこかで使われている…
廃食用油が実際に出る現場から、リサイクル用途が拡がる展示会、そしてリサイクルを活かした商品がお客様の手に届くまで、社会全体での循環を感じられる東京出張でした。
まだまだこれからも技術やリサイクル用途は発展し続けて、来年はもっとたくさんの循環が生まれているかもしれません^^今後の展開にも、ぜひご期待ください♪